転職活動でやる気が出ない時は映画を見よう
転職活動はすごく疲れます。
転職エージェントを使うことで応募などの手間は多少軽減できますが、物理的にと言うよりは精神的に疲れます。
どんな仕事がいいか、何をやりたいか、何ができるか等など、考え始めると分からなくなってしまい、結果やる気が出なくなってしまう事がよくあります。
一つ悩みがあるとそれに引きずられて他の事もやる気が出なくなってしまったりと、シングルタスクな私はいつもこんな感じで、何もやる気が出なくなり、実際に何もせずにぼ~っと過ごしてしまう事がよくあります。
そんな時私は色々考えるのはやめて映画を見る事にしました。映画と言っても映画館に行くわけではなく、旧作の映画をAmazonPrimeの会員特典で見るだけなのでお金はほぼ掛かってません。
最近見た中で、これを見るとちょっとやる気が出るかもと思った作品を紹介します。
※ネタバレを含む内容になるのでご注意ください。
ちなみに私が語るポイントは映画全体の本筋とは直接関係ないかもしれません。あくまでちょっとやる気が出たと思ったポイントがあるという感じです。
おすすめの映画2つ(旧作)
その1「何者(なにもの) 」
2016年の映画です。出演者も有名な方々ばかりですね。
大学生の就職活動をベースにした人間模様を描いていた作品です。
主人公の拓人(佐藤健)は冷静で他人の行動を分析するようなタイプの人間である、就職活動においても世間体や将来性などを客観的に考え就職先を探している。彼には学生時代一緒に演劇をやっていた友人がいる、友人は普通の企業に就職はせずに劇団を立ち上げ演劇で食べていくという道を選択した。そんな友人の事を拓人は見下していたが…みたいな話です(適当)
※ネタバレ注意
映画だと本当に最後どうしたかはわかりませんでしたが、私的には主人公も客観的に分析するあまりに自分の本当にやりたい事を抑え込んでいたが、最終的には夢を追いかけることにした。と言う終わり方だと思いました。
私的にも「あまり考えすぎずに自分のやりたい事に挑戦してみようかな」と言う感じでちょっとやる気がでました。
映画の内容はもっといろいろな人間模様が描かれていています。ただ就活がテーマなのでちょっと気分が落ち込んでいる時には見ない方がいいかもしれません。
そんな気分の時は2つ目にご紹介する映画をどうぞ。
その2「本能寺ホテル」
2017年の映画です。綾瀬はるかさんが主演です。
ぱっと見で分かる通り、戦国時代タイムスリップものです。
そう、タイムスリプものなんです、タイムスリップして未来の知識を使って歴史改変っていう良くあるヤツなのかなーと思ってみていたのですが、どうやら違うっぽい。
※ネタバレ注意
「未来を知った織田信長ですが、最終的に歴史はなにも変わらなかった。なぜ信長は歴史通りに自害してしまったのか?」
この部分は劇中できちんと語られないため、見た人によって感想が分かれる所だと思います。
私が見た限り、この映画のテーマは「やりたいこと」「はじめるのに遅いなんて事は無い」です。劇中によくワードが出てきます。
会社の倒産により無職になってしまった主人公の繭子(綾瀬はるか)と婚約者の父との会話で以下のようなものがあります。
繭子「次の就職先を探していて・・・」
彼氏の父「やりたいことはありませんのんか?」
繭子「私、大した取り柄がないですから・・・」
彼氏の父「できる事やのうて、や り た い こ と 」
繭子「やりたいこと・・・」
リアルに無職で就活中の身としては思うところのある台詞です。
ストーリーが進むと、彼氏の父はお高い料亭をやっていたのですが、奥さんがなくなった事を気に、自分の好きなことは何かを考え、今の料亭を閉め、昔やっていたうまくて安い大衆料理店をを始めるという決断をします。
繭子は基本的に自分の意見を持っていませんでしたが、このタイムスリップで織田信長と出会ったことにより、最終的には「歴史の教師になりたい」と思い行動しています。
そして織田信長のやりたい事は「天下泰平の世」を作る事です。
信長にとっては”誰が”と言う部分は重要ではなく、未来では天下泰平の世が実現されている事を知ったため、未来を変える必要がない(変えてはまずい)と考え歴史通りの行動をとったと私は思っています。
普通に面白いので息抜きがてら見てはいかがでしょうか。
最後に
転職なので普段は「できる事」を主軸にして企業を探していますが、受かる受からないは考えず「やりたい事」で企業を探してみようと思える2作品でした。
そうは言っても、お祈りされるとやっぱり凹みますよね。
と言う事で、息抜きも大事!